メディア・プロジェクトRhetoricaが2016年に発行した完全自主出版のインディペンデント・マガジンの第3号です。旅エッセイを書かせてもらいました。
メディア・プロジェクトRhetoricaが2018年に発行。「〝つくり続ける〟ために必要な都市・集団・生活について考える」きっかけをわたしに与えてくれ、『かわいいウルフ』制作の直接的な原動力となりました。
友田とんさんによる書籍です。外国文学を楽しく紹介する、というコンセプトで本を作っていたころ、インディペンデントに活動されている友田さんの本に非常に刺激を受けました。
赤坂の書店・双子のライオン堂が発行している文芸誌です。一人の外国作家を特集するだけでこんなに豊潤な特集が組めるんだ!と影響を受けました。
赤坂の書店・双子のライオン堂が発行している文芸誌です。サリンジャーの魅力をあますことなく紹介しています。私もエッセイを寄稿しています。
『かわいいウルフ』にご寄稿いただいている水原涼さんのご著書です。異国の地で暮らす少年たちのふたつの物語ですが、でも彼らの息遣いがとても身近に感じられる、大好きな小説です。
小説家・水原涼さんと、写真家・安田和弘さんによる私家版の共作です。水原さんの密度の濃い小説と、安田さんの力強い写真が響き合っています。ブックデザインは岡田和奈佳さんです。
「いぬのせなか座」発行の、𠮷田恭大さんによる歌集です。手に取るたびに、並べられた言葉たちと、その造本のうつくしさにうっとりしてしまいます。こんなふうに、大切にしたいと思える本を自分もいつかつくれたら、と元気をもらえます。
「いぬのせなか座」発行の、笠井康平さんによる本です。「かわいいウルフ」をつくり始めた頃に読み、こんなおもしろい/すごい本をつくっている方々がいるんだ! とびっくりしました。自分の考える「文章表現」の射程が、いかに狭く、また文芸とはいかに自由な海であったかを教えてくれました。
「旅」と「批評」をテーマに、発行されているインディペンデント誌です。ひとりで本を作っている私にとって、集団でものづくりをすることはとてもあこがれがあります。多様な書き手の文章を一つの雑誌としてまとめあげる、編集チームっていいなと、ページをめくるたびに思います。
大阪の「社会主義っぽい」風景を集めた写真と文章の同人誌で、とてもカッコいい本です。インディペンデントにやっていく姿勢に刺激を与えてくれました。
日本のインディペンデントマガジン史としても、野中さんの個人史としても読める本です。読むと、何かをつくりたいという強い気持ちに駆られます。何かやってみたい、という人の気持ちを後押してくれる本です。
noteでインディペンデントに行っていた読書会の書籍化です。まったくジャンルは違いますが、著者4名の、読書を通じて世の中にあらがっていく、「やっていく」姿勢には、とても共感するものがありました。
山崎ナオコーラさんはだいすきな作家です。「かわいい」に最大限の敬意を込めて、タイトルを拝借させていただきました。
この、幼いころから心の奥にたいせつにしまってきた「かわいさ」に、再びふれてこころ動かされたことで、自分の中の「かわいさ」にとことん向き合おうと思えたのです。
彼女のうたがなかったら、わたしはこれまで生き延びて、何かをつくりたいと思うことができなかったし、きっとこれからもそうなのでしょう。ひとりで歩いたつもりの道でも、始まりはあなただった。